まず初めに、ハンドプレス機と違い使用に多少コツのいる製品である事をご理解下さい。
使い方はホームページの説明書と動画を参考にしていただくしかありませんが、それでもわかりにくければ、お問い合わせしていただいて構いません。(できればメールでお願いします。)

手動革漉き機『フェッタ』

湿度などでの変形を最小限にする為に一番大きな木製部品の材質をタモの集成材に変更いたしました。

ロスを抑えるために影響のない他の二つの木製部品は、ケヤキかタモの集成材のいずれかになりますので、写真1と写真2の違いのように木部の色がパーツごとにそれぞれ違います。

性能を安定させるための変更を価格変更なしで行うためですので、予めご了承ください。

重要な使い方も記載してありますので購入する方は必ずお読みください。

紙の説明書は資源の無駄なので付属していません。

 

フェッタの使い方動画

☆革漉き機は、高価過ぎました。

自動革漉き機は新品だと20万円以上、手動でも四万円以上する代物です。
プロのレザー作家さんは、効率を考えたら自動一択でしょう。
十分に元が取れます。
では、趣味でレザークラフトをやる僕のような人達は?
プロの方がレザーナイフで見事に漉くのを見たことがありますが、とても真似できませんでした。
もちろんレザーナイフは常に砥ぐことが必須でしょう。
手動革漉き機でも4万円以上もする機械を買うのはなかなか勇気がいります。
替刃など、純正のものは良いお値段(5枚400円ほど)ですが良く切れるほど刃は落ちやすいものです。
1枚80円もするものを使い捨てては、大変なランニングコストですが、研ぐのも普通は砥石なんて持ってないでしょう。
そもそもこのHPのTOOLSから砥石を見てもらえばわかりますが切れ味を出せる様な砥石って高いですし。
刃が使い捨てカッターなら良かったのに…。
そう思ったので自分で作ってしまいました。

☆替刃は、安価で良く切れるカッター用替刃

とにかく第一に替刃が安価で切れること、これを設計の大前提に置いて考えました。
カミソリ替刃、カンナの替刃、カッターも大中小と10種類以上の替刃を取り寄せて、試しました。
その結果、最も安くて良く切れるのは、カッター替刃の小、しかも超鋭角のものだとわかりました。
替刃として販売している「貝印 職専替刃小 超鋭角VS-50」が最適だと考えています。
これは本来、ビニールクロスを力を入れずに切るための刃物で、とんでもない切れ味です。
セットされているもので50枚入り、買えば800円くらいですが、1枚の刃を半分か3分の1に折って使用します。
なので、半分に折るとしたら800円で100枚、一枚あたり8円です。
研ぐ必要はありません。
だって8円ですから。
ちなみにカミソリの刃は、刃持ちが悪すぎる上にペラペラでコシが無いため思うように切れず不採用です。
カッター薄刃(0.2㎜程度の物)もコシが足りず刃が革に負けるのでお勧めしません。

☆ヘリ漉き、中漉き、全体漉き、全部できます

ベアリングとスペーサーを必要に応じて組み替えて使用することで、端を薄くして縫い重ねる部分を薄くするヘリ漉き(斜め、段どちらでも)も、中心部を薄くして折り曲げやすくする中漉きも、全体を薄くする全体漉きも可能です。(全体漉くのは大変ですが)
懐が約14センチなので、左右から漉いていけば最大28センチの材料の真ん中まで届くわけです。
また、カッター刃が薄いゆえにできるのですが、刃を僅かに湾曲させることで、革が刃物の端に引っ掛かりにくくなっています。
刃の端が革の途中に埋まってしまうと全く進まなくなってしまう感じは想像つくでしょうか。
真っ直ぐですとそうなりやすいのです。
ほんのちょっとしたことですが湾曲しているのとしていないのとでは、スムーズさに雲泥のさがあります。
なので製造工程としては、面倒でも曲げることにしました。

☆直感的な操作と、シンプルな構成故の高剛性

レバーを緩めると刃物が上下に動かせます。
あとは任意の位置で、閉めて固定するだけの直感的操作です。
ネジ調節などの余計な仕組みは作らず、価格を下げました。
余計な機構が無いということは、単純に剛性が高くなります。
手動革漉き機は、革を引っ張る必要があるために想像以上の負荷がかかります。
剛性が低いと、強く引いたときに刃とローラーの間の隙間が広がってしまいます。
剛性が高いということは、それだけ安定した漉きが可能ということです。

☆刃とローラーの下に何もないので作業性が極めて良いです

これは、何種類も試作を作って確認しました。

このタイプの漉き機は、革がローラーから離れないように指で押さえる必要があるため、ローラーの下に手が入らないと使いづらかったり革が浮いて表面まで切れたりしてしまいます。

また、下にゴミ箱を置けば、漉いた革の掃除も楽です。

ローラーのベアリングは、比較的大きいので、掴むようにしてゆっくり回す事ができ、安全性と失敗のリスクを減らせます。

☆カッター替刃を安全に折れる切り込みがあります

カッター替刃を折り線を上にして切り込みに差し込んで、必要な長さのところまで出します。
安全のために革を手袋がわりにして挟み下に向けて力を入れると簡単に折れます。
刃をセットする時も安全の為に不要な革を使ってください。
とにかく、刃の側面以外に直に触れることは絶対に避けてください。
カミソリと同レベルの切れ味です。

☆クラフトノラ製だから徹底サポート。

自分で設計して自分で材料を取り寄せて作っています。

だから使い方も構造もすべて把握しています。

万一の不具合への対応や、使い方で迷ってもすべてお答えできます。

 

なんでこんなこと書くかというと、実は国産でメーカーとして製作している手動革漉き機って他に無いかもしれないのです。

『フェッタ』に関しては、間違いなくクラフトノラ製ですからサポート万全です。

販売価格 各ショッピングサイトをご参照ください。
サイズ 縦約21センチ×横役21センチ×奥行役25センチ
漉き能力

ヘリ漉き、中漉き、全体漉き。一度に漉ける幅は1センチ前後、厚みは約0.5ミリまで。懐寸法14センチ。

漉きの安定度(難易度)は、硬く伸びない革(ヌメ革など)>柔らかく伸びやすい革(クロム鞣しなど)。

極端に柔らかい革は、刃をスライドさせなければ切れないため(包丁で生肉を切る感じです)手動で薄く漉くのは非常に困難です。

セット内容

本体にテスト用の刃を付けた状態で発送します。付属品は、スペーサー2個とL型レンチです。

替刃は別売りにしてありますので、適宜ご注文ください。

クランプは、固定されるテーブルに応じてご用意ください。

※発送時、セッティングの参考のために刃をセットして革を半分漉いた状態で取り付けて発送します。

開梱時は、手を切らないように十分に注意してください。