小さい為小回りが利き、比較的軽いので、片手で何にでも使ってしまうような鉋です。
小口削りや、面取り、棒状のものであれば仕上げも問題ありません。
刃口の広さを調節できる機能のあるものもありますが、安い価格帯の物は、恐ろしく精度が悪いので選ばない方が無難です。
刃口の動く部分が左右で1ミリ近く違うなんてのがザラにありますので、それに当たった場合調整は容易ではありません。
写真の物は刃口の調整は出来ない一体成型の物ですが、簡素な作り故に元々それほど精度は悪くなく調整も容易です。
一体成型の安価なグレードならばオススメはスタンレーです。
壊れる要素がないのと、使うのに十分な精度があります。
ただ、材が小さかったり逆目が起きやすい場合、刃口調整がある方が便利な場合もあるので、その場合は13000円以上のクラスの物を買えばだいたい問題ないかと思います。